「リブレオフィス・ライター」カテゴリーアーカイブ

リブレオフィス・ライターの解説の更新

用紙サイズの設定と変更

入力前に用紙サイズの設定を

用紙サイズの設定は「入力前」でも「入力中」でも「入力後」でも設定や変更することは可能です。
しかし、「入力前」に用紙を設定することにより文書量や大まかな全体の書式、レイアウトの想定など色々な心構えともいえるような構想が考えられるので特に初心者の方には効率的です。
なお、入力、書式設定を終わってから用紙サイズを変更することにより、レイアウトが変わってしまうことがありますのでご注意ください。

用紙の設定は「ページスタイル」から

用紙サイズの設定は
①「メニューバー」の「書式」をクリックし、表示されたプルダウンメニューの「Page Style」をクリックします。Lible officeのバージョンによっては「ページ」という表記になっているものもあります。

バージョンによっては「ページ」と表示されるものもあります。

ページスタイルダイアログを開く

表示された「ページスタイルダイアログ」の上部
③「ページ」タグをクリックします。

ページスタイルダイアログの「ページ」タグ 解説

用紙サイズ一覧から選ぶ

④「用紙サイズ」項目の「サイズ名」ボックス右の「下矢印」をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。

⑤「用紙サイズ」項目の「サイズ名」のプルダウンメニューから「任意の用紙サイズ」(お使いになりたい用紙サイズ)をクリックします。
ちなみに日本で使われるB型サイズ、例えば「B5」サイズは「B5(JIS)」を選択してください。

⑥「印刷の向き」(用紙の向き)と「余白」サイズを確認し、「ページスタイルダイアログ」の最下段にある「OK」をクリックすると、このダイアログが閉じて設定が反映されます。

上で用紙の設定は終了です。

サイドバーからの設定もできます

画面の右側に常時表示されているサイドバーから設定をすることもできます。
用紙サイズが指定されていない場合など、レイアウトを考慮しながら文書を作成するときに便利です。

①サイドバーの右端にある「ページ」アイコンをクリックします。

サイドバーの表示が「ページ」と表記が変わり、「用紙サイズ」の設定や変更が可能になります。

②「書式」の「サイズ」項目の右端の「下矢印」をクリックして「プルダウンメニュー」を表示させます。

③プルダウンメニューから「任意のサイズ」(設定したい用紙サイズ)を選択してクリックします。
なお、日本で使われるB型サイズ、例えば「B5」サイズは「B5(JIS)」を選択してください。

以上の操作で即時に用紙サイズが「設定」または「変更」されます。


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赤い波線の表示を消す

英単語やアルファベットの下に赤い波線が表示される場合があります。これは、英単語のスペルチェックが動作し、スペルの間違いの注意を促す場合に表示されます。
もちろん印刷には影響しませんが、気になる場合の表示の消し方を調べました。

印刷に影響がなくても気になる赤い波線

該当する箇所だけ赤い波線を消す

前述のように赤い波線は英単語(初期設定)や多言語(任意設定)のスペルチェックの結果なので、多様な言語を使用する場合はスペルチェックの機能を残しておきたいと考える場合があります。(残念ながら日本語のスペルチェックは私が知る限り存在が確認されていません。)
そこで、この機能を残しつつ商品名など英単語と関係がない単語に表示される赤い波線を消す方法をご紹介します。

①赤い波線が表示されている単語を「右クリック」くして、プルダウンメニューを表示します。(コンテクストメニューの表示)
その際、単語全体が選択されていることにご注意ください。一部のみや、ほかの単語を含んでいる場合は正確に反映されない可能性があるからです。

②表示されたコンテクストメニューから「無視する」を左クリックします。

③任意の単語から赤い波線の表示が消えます。

赤い波線を表示させない設定

他国語は利用しない。または、スペルチェックをしない設定にすることもできます。
これは、オプション機能の設定からスペルチェック機能を停止する方法です。

①メインメニューの「ツール」をクリックします。
②表示されたプルダウンメニューの「自動スペルチェック」が「オン」の状態になっていますので、クリックして「オフ」にします。
これで「自動スペルチェック」は停止しますので、赤い波線はスペルが間違っていても表示されません。

③赤い波線は表示されなくなりました。
この状態で保存しておかないと次にファイルを開いたときに再度赤い波線が表示されます。

以上


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PDFで出力するには

印刷イメージの電子文書PDFの作成

リブレオフィスライターは特別な機能を利用するためのドライバーや他のアプリケーションもインストール不要で、印刷イメージをそのまま高度なPDFファイルとして出力することができます。これにより、リブレオフィスライターで作成したドキュメントはブラウザさえ持っていれば誰でも電子ファイルとして閲覧できます。 ここでは、リブレオフィスライターで作成したドキュメントをPDFファイルとして作成保存する方法をご紹介します。

①PDF化したい文書を読み込みます。

PDFにする文書を詠み込む

②「メニューバー」の「ファイル」をクリックして、プルダウンメニューを表示させます
③プルダウンメニューの「エクスポート」をクリックして、「エクスポート」ダイアログを表示させます。

「ファイル保存」ダイアログが表示されます。
しかし、通常は「EPUB文書」が選択されてしまうので、
④「ファイルの種類」の右端にある「下矢印」をクリックし、表示されたプルダウンメニューの⑤「PDF Potable Document File」を選択しクリックします。

リブレオフィスライターのファイルは「(ファイル名).odt」という「ファイル名」で作成されますが、「PDF」は電子ファイルとして作成されますので「(ファイル名).pdf」というファイル名称で別途(リブレオフィスライターのファイルと別種類として)作成されます。
もちろん、まったく別のファイル名で作成することもできますが、ここでは同様のファイル名で「ファイルの種類が違うもの」として作成します。

この「ファイルの種類」という区別はファイル名「.」の後についているアルファベット文字によって判別されます。
ちなみにこの 「.」 以下の名称を「ファイルの拡張子」または単に「拡張子」と呼ばれています。

「ファイル名」と「ファイルの種類」を確認し⑥の「保存」ボタンをクリックします。
(「保存」ボタンを押してダイアログを閉じた状態では実際にファイルは作成されていません。)

⑥「保存」ボタンをクリックすると「PDFオプション」ダイアログが表示されます。たくさんのオプションがありますがここでは一般的なオプション項目のみご案内します。

PDFオプションダイアログの設定

範囲

「範囲」オプションは現在開いている文書の「どのページ」をPDFのファイルに出力するかを決定するためのオプションです。
「すべて」
現在の文書のすべてのページをPDFに出力します。
「ページ」
PDFファイルとして出力するページを指定することができます。例えば、現在開いている文書が10ページあるものとした場合、1ページから5ページのみを出力するには右側の長方形のフィールドに半角英数字で「1-5」と入力します。
「-」は半角の「マイナス」を入力します。
また、1ページと3ページと6ページのような場合は
右側の長方形のフィールドに「1;3;6」のように半角の「セミコロン」を使用して入力します。
「選択」
現在表示している文書の「選択」された部分のみ出力されます。
ただし、①を実行する以前に予め選択を済ませておかなければなりません。

画像

このオプションは文書中に写真やグラフィックなど映像データが含まれる場合に有効になるオプションです。
PDFの中で画像データはファイル容量に大きく関係しているので画像データの解像度を下げることによってファイル容量が小さくなるメリットがあります。
「ロスレス圧縮」
「PDF」に画像データを収納する場合、現在のデータと全く同等のデータとして収納します。
「JPEG圧縮」
画像データを「JPEG」データとして圧縮して「PDF」に収納します。
「画像品質」
「JPEG」の圧縮率を「100%」にすれば解像度に関しては劣化はありません。
低圧縮率にすると画像データの解像度は低くなりますが、ファイル容量(サイズ)は小さくなります。
「画像解像度の品質を下げる」
出力する「PDF]ファイルを直接印刷する場合の解像度を指定します。通常の印刷やプリンターで出力する場合「300dpi~350dpi」程度が必要とされます。
あまり低解像度に設定すると印刷した場合画像の解像度が荒く見難くなりますがファイルサイズは小さくなります。

実際に「PDF」ファイルを出力

設定に問題がない場合は「PDFオプション」ダイアログの右下の「エクスポート」ボタンをクリックして実際に「PDF」ファイルを作成します。

「PDF」ファイルの検証

実際に出力した「PDF」ファイルを実際に表示してみましょう。「PDF」ファイルに対応したアプリケーションは沢山ありますが、代表的なものは「Acrobat Reader®(Adobe社)」をはじめ最近では多くの「Google Chrome」や「Microsoft Edge」などの「Webブラウザ」でも表示できます。


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ページ番号の書式やスタイルの設定

ページ番号の書式の設定

「ページ番号」の書式を変更する場合は、①「ヘッダー」または「フッター」の「ページ番号」の前方の領域を「ダブルクリックします。

「フィールドの編集」ダイアログが開きます。

「ページ番号」の「フィールドの編集」ダイアログ

②表示された「フィールドの編集」ダイアログの「書式」から任意の書式を選択し、③ダイアログの最下段にある「OK」をクリックして決定します。

反映結果の確認は必ず行ってください。


ご注意ください
選択した書式によっては「ページ番号」制限があり、同じ「ページ番号」を繰り返すものや、フォントが各人のPC環境に依存するので正確に表示されないもの、海外向け文書の特殊なものなどがありますので「ページ番号」の書式を変更した場合は各ページを確認することが必要です。

ページ番号のスタイルの設定

ページ番号のフォントとサイズの設定

「ページ番号」のフォントスタイル(字体)やサイズの変更は本文やタイトルと同じ手順で変更することができます。
①「ページ番号」をクリックして選択状態にします。

フォント(字体)の変更は「ツールバー」の「フォントメニュー」の②下矢印をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。
③プルダウメニューの中から任意のフォントをクリックして決定します。

フォントの大きさに変更は同様に「ツールバー」の「フォントサイズメニュー」④下矢印をクリックして「フォントサイズメニュー」を表示させ、⑤任意のサイズを選択します。

左・中央・右 「揃え」の設定

「ページ番号」を設定すると「左揃え」で設定されますが、「ページ番号」も「中央揃え」・「右揃え」にすることができます。

このように「ページ番号」を設置すれば本文と同じようにスタイルを変更することができます。


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ページ番号の設定

ページ番号はヘッダーかフッターに付ける

ページ番号を設定するにはヘッダーまたはフッターに設定します。
ヘッダーは紙面の上余白と本文の間、フッターは下余白と本文の間です。

また、ページ番号はヘッダーもしくはフッターのどちらか、または両方に設定することができます。

ヘッダーとフッターの位置

文書にヘッダーを挿入する

ヘッダーを設定するには「メニューバー」の「挿入」をクリックして表示された「プルダウンメニュー」の「ヘッダーおよびフッター」・「ヘッダー」・「標準スタイル」とクリックします。

「メニューバー」の「挿入」からヘッダーを設定する
ヘッダーが設置された

フッターの挿入

同様に「フッター」を設定します。
「ページ番号」は上記にも書いたように「フッター」と「ヘッダー」両方に設置することもできますし、いずれか片方だけ設置することもできます。

ヘッダーにページ番号を挿入します

挿入された「ヘッダー」と「フッター」に「ページ番号」を設定します。
「ページ番号」はカーソルの位置に挿入されますのでカーソルの位置を確認します。
①「メニューバー」の「挿入」をクリックして、プルダウンメニューが表示されたら、②「ページ番号」をクリックします。

ヘッダーに「ページ番号」が表示された状態

フッターに「ページ番号」を挿入します

同じように「フッター」の「ページ番号」を挿入します。
カーソルの位置が「フッター」にあることを確認します。
①次に「メニューバー」の「挿入」をクリックして表示されたプルダウンメニューから、②「ページ番号」をクリックします。

無事に「フッター」に「ページ番号」が「挿入」されました。

ページ番号の挿入方法は以上です。

ページ番号の削除

ヘッダーやフッターからページ番号だけを削除する

①削除する「ページ番号」をドラッグして選択します。

「ページ番号」を選択

②「メニューバー」の「編集」をクリックしてプルダウンメニューを表示します。
③「編集」プルダウンメニューの「切り取り」をクリックします。

「ページ番号」は削除されました。
「ページ番号」を選択した後にキーボード上から「Delete」キーまたは「Back space」キーを押す動作でも同様です。

「フッター」の「ページ番号」の削除も全く同様に行えます。

「ページ番号」をヘッダーとフッターと共に削除する

「ヘッダー」または「フッター」を削除してしまえばそれに伴って「ページ番号」は削除されます。

①「メニューバー」の「挿入」をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。
②「ヘッダーおよびフッター」「ヘッダー」とたどり「標準スタイル」をクリックします。

③「ヘッダー」の削除を確認するダイアログが表示されますので、削除を実行する場合は「はい」をクリックします。

「ヘッダー」と共に「ページ番号」も削除されます。

「フッター」と共に「ページ番号」を削除する方法も同様です。
①「メニューバー」の「挿入」をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。
②「ヘッダーおよびフッター」「フッター」とたどり「表示させます。

③「フッター」の削除を確認するダイアログが表示されますので実行する場合は「はい」をクリックします。

「フッター」が削除されました。

以上です。


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ページの行数と文字数の設定

ビジネス文書に最適な文字数と行数は?

ビジネス文書に使われる用紙サイズ

ビジネス文書、特に社用文書で多く使われる用紙サイズは「A4」です。
他にも「B5」や「B4」なども使われた経緯がありますが、「B列」はJISの国内規格に準拠した「B 列」であり、現在では多くの会社が国際規格「ISO」準拠である「A列」を使用することが多くなっています。
このLibreoffice Writerでも新しい文書を書き始めるときは自動的に「A4」が選択されます。

A4用紙に適切な文字数や行数は?

次にページごとの行数や一行の文字数に関してですが、
これは特に明確な規定や制限は聞いたことはありません。
しかし、見やすさや体裁を考えると一列40~45文字程度で一ページ内の行数は30行~40行程度です。
もちろんこれら「書体」や「文字の大きさ」によって違いがあります。

行数と文字数の設定の仕方

①「メニューバー」の「書式」をクリックして「プルダウンメニュー」を表示させます。
②表示されたプルダウンメニューの「ページ」項目をクリックして「ページスタイル」ダイアログボックスを表示させます。

③「ページスタイル」ダイアログボックスの「行数と文字数」タブをクリックします。

「行数と文字数」タブをクリックすると「行数と文字数」設定項目が表示されます。
通常は「行数と文字数指定なし」に設定されていて、実際の設定項目である「行数と文字数の設定」がグレーで表示され設定できません。
この場合はフォントの大きさや種類行間や文字間隔などが自動で計算され設定されます。

④行数と文字数を設定するには
「行数と文字数指定(行グリッド線のみ)」
「行数と文字数指定(グリッド線)」
のどちらかを選択する必要があります。
ちなみにこの違いは(行グリッド線)は行間に線が引かれる、
(グリッド線)は行間に加えて文字間にも線が引かれる事です。

⑤フォントの種類やサイズによって1ページの行数や1行の文字数が変わるので本文で使用する文字のサイズを目安に入力します。
⑥設定したい「ページ単位の行数」と「行単位の文字数」を任意の値で設定します。
⑦設定が完了し、反映させる場合は「OK」ボタンをクリックします。

上記の設定条件で実際の画面は以下のように表示されます。

以上


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文字数のカウント 文字数の表示

文書全体の文字数を調べる

文字数を数えたい場合があります。文字数は通常最下段の「ステータスバー」の左から2番目のボックスに表示されています。

ステータスバーをクリックする

さらにこの「ステータスバー」の左から2番目のボックスをクリックすることにより「文字カウント」ダイアログが表示され詳細が表示されます。

「文字カウント」ダイアログの表示

メニューバーの「ツール」から

メニューバーの「ツール」をクリックしたプルダウンメニューにも「文字カウント」ダイアログを表示させることができます。

結果は全く同様です。

特定の場所の文字数を数えるには選択してから
「文字カウント」ダイアログを表示します

文字数を数えたい部分をマウスでドラッグして選択します。(例では文書タイトルとします。)

以上


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文字サイズの変更

フォント=字体を変更する場合と文字の大きさを変更する場合の操作の方法を紹介します。

「フォントの種類」と「フォントサイズ」の変更

リブレオフィス・ライターでは、3種類の方法がありますので、操作のしやすい、あるいは覚えやすい方法でフォントとフォントサイズを変更します。いずれも変更結果は同じです。

【書式ツールバーからフォントとフォントサイズを変更する】

1.キーボードから入力した文字の字体を変更する場合は、

①最初にフォントを変更する文字を選択します。

2.書式ツールバーからフォントを変更(字体を変える)

書式ツールバーにある

②「フォントリストボックス」の下矢印をクリックして「プルダウンメニュー」を表示させ、

③リストの中から使用するフォントをクリックして選択します。

3.フォントサイズの変更(フォントの大きさを変える)

④同じく書式設定ツールバーのフォント名の右側にある「フォントサイズメニュー」の右矢印をクリックし、プルダウンメニューから任意のサイズ(ここでは13pt)をクリックします。

【注意】
フォント変更時の注意点

フォント(字体)や文字の大きさを変更すると行の高さや幅が変化します。著しく不自然な場合は、行間や文字間隔の調整をする必要があります。

【メインメニューからフォントとフォントサイズを変更する】

1.①フォントを変更する文字をマウスでドラッグして選択します。

2.メニューバーの「書式」からフォントとフォントサイズを変更する。

②メインメニューの書式をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。

③表示されたプルダウンメニューの「文字」をクリックします。

「文字」設定ダイアログが表示されます。

3.フォント(=字体)の変更

④「文字」設定ダイアログ内のタブが「フォント」タブであることを確認し、下記画面と異なる表示の場合は、「フォント」タブをクリックしてます。

⑤「フォント」リストの矢印をクリックして、プルダウンメニューを表示させます。

⑥表示されたプルダウンメニューから任意のフォント名(ここでは游明朝)をクリックします。

4.フォントサイズ(=文字の大きさ)の変更

フォントサイズを変更する場合は、「フォント」リストから一つおいて、右側にある

⑦フォント「サイズ」リストの矢印をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。

⑧表示されたプルダウンメニューから任意のフォントサイズ(ここでは13pt)をクリックします。

5.設定の反映

⑨設定を反映させるには「OK」ボタンをクリックします。

【サイドバーから設定する 】

1.サイドバーからも変更できます。

①フォントを変更する文字または行を選択します。

2.画面の右側のサイドバーのプロパティが表示されていることを確認します。

このサイドバーの「文字」プロパティの

②フォントリストの矢印をクリックしてプルダウンメニューを表示させます。

③プルダウメニューの任意のフォント(ここでは游明朝)をクリックします。

2.フォントサイズの変更

④同様にサイドバーの文字プロパティのフォントサイズリストの矢印をクリックし

⑤表示されたフォントサイズリストから任意のフォントサイズ(この場合は13pt)をクリックします。

以上


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「縦書き」の設定の方法

新しい文書を縦書きで書き出したい

①Libreofficeのアプリケーションを起動し、「新規作成」の「Write文書ドキュメント」をクリックして「白紙」を表示させます。

Writerの新規ドキュメントの作成
新規 白紙の表示

②メニューバーの「書式」のプルダウンメニューから「ページ」をクリックします。

「書式」プルダウンメニューの表示 「ページ」をクリック

③表示された「ページスタイル」ダイアログの「ページ」タグをクリックします。

「ページスタイル」ダイアログが表示される
「ページ」ダイアログの表示

④「ページスタイル」ダイアログボックスの「文字の方向」を「右から左(縦書き)」を選択します。

「文字の方向」を変更する

⑤「文字の方向」の設定が完了したら、「ページスタイル」ダイアログの最下段にある「OK」をクリックしてダイアログが閉じれば設定の完了です。
また、ここでは「印刷の向き」のラジオボタンをクリックすることによって用紙の向きも変更できます。

設定の完了
【書式」→「ページタブ」→「ページ」→「文字の方向」 結果

「横書き」の文書を「縦書き」に変更したい

既に入力済みの横書き文書を縦書きにする場合も操作は全く同様です。
① 縦書きに変更する「横書き文書」を表示させます。

横書きで既に入力してある文書を縦書きにする

②メインメニューの「書式」をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、プルダウンメニューの「ページ」項目をクリックします。

横書きで入力した文書を縦書きに変更する

③表示されたページスタイルダイアログの「文字の方向」項目の右にある下矢印をクリックしてプルダウンメニューを表示させ、「右から左へ(縦書き)」をクリックします。

「縦書き」を「横書き」にする時のページスタイルダイアログのページタグでの設定

③設定を確認してページスタイルダイアログの最下段にある「OK]ボタンをクリックして設定を保存してダイアログを閉じます。

ページスタイルダイアログのページタグでの確認と確定時の「OK」ボタン

④縦書きに変換されました。

数字や記号などは自動的に縦書きに変換されませんので十分に見直して、レイアウトの変更や行数や行の文字数など必要であれば漢数字に変更するなどの注意が必要です。

すでに「横書き」で入力された文書を「縦書き」に変換した結果

用紙の向きを変更する

上記の例では「横書きレイアウト」では1ページに収まりましたが、「縦書きレイアウト」では2ページになってしまいました。この「用紙のレイアウト」もメインメニューの「書式」>「ページ」の「ページスタイル」ダイアログボックスの「ページ」タグで設定します。

用紙の向き変更 ページスタイルダイアログ ページタグでの設定

用紙の向きが変更されました。

用紙の向き変更後の全画面


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