ページの行数と文字数の設定

ビジネス文書に最適な文字数と行数は?

ビジネス文書に使われる用紙サイズ

ビジネス文書、特に社用文書で多く使われる用紙サイズは「A4」です。
他にも「B5」や「B4」なども使われた経緯がありますが、「B列」はJISの国内規格に準拠した「B 列」であり、現在では多くの会社が国際規格「ISO」準拠である「A列」を使用することが多くなっています。
このLibreoffice Writerでも新しい文書を書き始めるときは自動的に「A4」が選択されます。

A4用紙に適切な文字数や行数は?

次にページごとの行数や一行の文字数に関してですが、
これは特に明確な規定や制限は聞いたことはありません。
しかし、見やすさや体裁を考えると一列40~45文字程度で一ページ内の行数は30行~40行程度です。
もちろんこれら「書体」や「文字の大きさ」によって違いがあります。

行数と文字数の設定の仕方

①「メニューバー」の「書式」をクリックして「プルダウンメニュー」を表示させます。
②表示されたプルダウンメニューの「ページ」項目をクリックして「ページスタイル」ダイアログボックスを表示させます。

③「ページスタイル」ダイアログボックスの「行数と文字数」タブをクリックします。

「行数と文字数」タブをクリックすると「行数と文字数」設定項目が表示されます。
通常は「行数と文字数指定なし」に設定されていて、実際の設定項目である「行数と文字数の設定」がグレーで表示され設定できません。
この場合はフォントの大きさや種類行間や文字間隔などが自動で計算され設定されます。

④行数と文字数を設定するには
「行数と文字数指定(行グリッド線のみ)」
「行数と文字数指定(グリッド線)」
のどちらかを選択する必要があります。
ちなみにこの違いは(行グリッド線)は行間に線が引かれる、
(グリッド線)は行間に加えて文字間にも線が引かれる事です。

⑤フォントの種類やサイズによって1ページの行数や1行の文字数が変わるので本文で使用する文字のサイズを目安に入力します。
⑥設定したい「ページ単位の行数」と「行単位の文字数」を任意の値で設定します。
⑦設定が完了し、反映させる場合は「OK」ボタンをクリックします。

上記の設定条件で実際の画面は以下のように表示されます。

以上


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