基本の「線」と「四角形」の描き方を覚える
a.画面下部にある「図形描画」ツールバーの「線」アイコンをクリックします。
「線」描画アイコンをクリックした直後のマウスポインタが「描画可能領域」(この場合、線が引ける画面上の紙面の上)では、マウスポインタが下記の形になります。
ツールバーの「線」描画アイコン
「線」描画マウスポインタ
b.「クリック」で描きだしたい位置(始点)を決め、そのまま指を離さず「ドラッグ」をして横の長さ(終点)を決めて指を離します。
補足
「始点」をクリックして、そのまま「ドラッグ」しているとき、マウスの左ボタンを離すまで、線の角度は自由に決められます。
しかし、「始点」をクリックした後、キーボードの「Shift」キーを押したまま「ドラッグ」すると「0°、45°、90°、135°、180°、225°、270°、315°」と
45°ずつに線が表示されます。この機能を利用して直線を引くと作業効率が上がります。
「Shift」キー
c.描画した「線」の「幅」を変えます。
「サイドバー」の「プロパティ」の中の「線」の項目から「幅」の横の下矢印をクリックし、プルダウンメニューを表示させます。
d.次に、同じく「サイドバー」の「プロパティ」→「形状」から「細かい破線」をクリックします。
e.同様に「線」の「色」を「黒」にします。
f.上記で描いた「線」に「縁取り」をします。
「四角形」描画アイコンをクリックした直後のマウスポインタが「描画可能領域」(四角形が描ける画面上の紙面)では、マウスポインタが下記の形になります。
ツールバーの「四角形」描画アイコン
「四角形」描画マウスポインタ
g.「四角形」を描く場合も「線」を描く場合も要領は同じです。ただ、「四角形」の場合は、「線」に比べ、ドラッグするときに「幅」だけでなく、高さも考えてドラッグする必要があります。
具体的には、「始点」(クリックする点)を左上、「終点」を「幅」と「高さ」を考えたところまでドラッグする必要があります。
実際にやってみた方が簡単に理解できます。
今回は、先ほど(f.)の項目で引いた「線」の枠線として「四角形」を描きますので「線」を囲むように描きます。
補足
「線」を描くとき、「始点」を決めドラッグ中に「Shift」キーを押したままにすると45°ずつ線が表示されましたが、「四角形」描画ポインタでドラッグ中に「Shift」キーを押すと、「正方形」を描くことができます。
h.描画した「四角形」は、「線」(枠線、縁取り)と「領域」(枠線)で構成されています。
そこで、最初に「四角形」の枠線(縁取り)、つまり「線」を「黒」色にします。
i.この「四角形」は枠線だけにしたいので、「四角形」の中の色を無色透明に設定します。
この設定も「サイドバー」の「プロパティ」から行います。
補足
画面の右下に「表示画面」を拡大縮小できる機能があります。
「–」をクリックすると「縮小」、「+」をクリックすると「拡大」します。
最少「20%」~最大「600%」の間で縮小拡大します。
j.次に駅名を描きます。
「図形描画」ツールバーから「四角形」描画アイコンを選択し、「四角形」を線路図の上に描きます。
「サイドバー」にある「プロパティ」の「範囲」→「塗りつぶし」→「色」の一番右側の下矢印を
クリックして、パレットを表示させます。
「白」色をクリックします。
k.この「四角形」の枠線を太くします。
l.描いた「四角形」の中にテキスト文字を入れます。
マウスポインタを「四角形」に合わせ「移動ポインタ」になったらその場で「ダブルクリック」
をすると「入力カーソル」が「長方形」の中心に出現します。
移動ポインタ
キーボードからテキストを入力します。
「大浦駅」「MS P明朝 18pt」を入力します。
この項目は終了です。