複雑な図形は組み合わせて作る
a.地図の道路部分を作成していきます。
道路は「線」「幅 15pt」「色 灰色30%」で描いています。
駅前のロータリーを描きます。半円状なので「図形描画」ツールバーの
ツールバーの「楕円」描画アイコン
楕円描画マウスポインタ
b.「楕円」を描く場合、「始点」が左上、それを右下まで「ドラッグ」をして「終点」を決め、指を離します。ここでは「真円」を描きますので「Shift」キーを押しながらドラッグすると、縦横比がほぼ同じ「真円」を描くことができます。
位置をドラッグして修正します。描画した図形を移動するときは、「移動」ポインタになったのを確認してから移動してください。
移動ポインタ
c.「真円」の「縁取りの枠線=線」を道路の太さ「15pt」にします。
「線」の幅を太くしたことにより、位置や大きさが合わない場合は、調整してください。
d.「プロパティ」での正式名称は、縁取り=「線」、内側=「範囲」ですので、
「線」の色を「灰色 30%」に、「範囲」の色を「白」にします。
e.「真円」を「半円」にしたいので「真円」の半分を「白い四角形」で隠します。
「図形描画」ツールバーから「四角形」アイコンをクリックし、「⑤-1 j.」と同様に「四角形」を「真円」の下部に描きます。
「四角形」の「線」を「白」、「範囲」も「白」にします。
まず、「サイドバー」の「プロパティ」から、「線」の「色」の下矢印をクリックし、パレットを表示させます。パレットの「白」をクリックします。
f.上の項目で白くした「四角形」とその前に描いた「真円」は別々の部品です。
「四角形」を選択して移動すると「真円」の下の部分が見えてしまいます。
この二つの部品を「見かけ上」合体させる方法を「グループ化」と言います。
もちろん、いくつもの部品を「見かけ上」合体させる事ができます。
そうすれば、移動の度に「円」と「四角形」を別々に移動させ、合わせる位置を調整する必要は無くなります。
グループ化の仕方は「グループに」する矩形(部品)「Shuft」キーを押しながら選択します。
【グループ化の例】
まず「四角形」だけを選択します。
次に「真円」を「Shift」を押しながらクリックして選択すると、「(選択)ハンドル」が「真円」と「四角形」を囲むように広がったことに注目してください。
「メニューバー」の「書式」をクリックし、表示された「プルダウンメニュー」の「グループ化」で表示された「グループ化」をクリックします。
もちろん「メニューバー」の「書式」→「グループ化」→「グループ解除」をクリックすれば元の状態、一つずつの部品として使うことができます。
これでグループ化の解説は終了です。
それでは、作成中の地図の「真円」と「四角形」をグループ化して一つの部品にします。
まず、見えにくいですが白い「四角形」を選択します。
次に、「Shift」キーを押しながらいわゆる「真円」をクリックします。
「グループ化」をします。
画面ではわかりませんが、「グループ化」されました。
この項目は終了です。

